岩 崎 元 郎 の



新日本百名山48山 再録


1.  礼文岳 2.  藻岩山 3.  天上山 4.  沼津アルプス
5.  雨飾山 6.  永田岳 7.  志賀山 8.  恵山
9.  奥穂高岳 10.  大菩薩嶺 11.  筑波山 12.  櫛形山



「新百48山再録」−1
礼文岳 2009.01.23 
      
 礼文島と言えば、花。花を求めて礼文島に渡る人は多いが、山が好きな人には、礼文岳に登って欲しい。北の名峰である。

 昔は2、3コースもあったらしいが、現在では内路からの往復が唯一だ。海抜ゼロmからのスタートだから、気分がいい。ひと登りすると足下に海が広がり、その向こうに利尻島が、そのまま利尻岳になって、すっくと聳え立っている。

 通行禁止になっている起登臼コース分岐点辺りは林の中、小一時間歩いたので、一本立てる。

 頂上までは、コースタイムで更に一時間だ。樹林帯が灌木帯になり、笹原になれば頂上は頭の上。目の前に大きく利尻岳が在って、風呂屋の絵のようだ。

 風に吹かれてのんびり休む。味わいのある新日本百名山である。下山は往路を戻る。あっという間に内路に下ってしまう。車でこの日の宿、はな心に入り、夕食までのんびり過ごした。

 礼文岳には数回登っているが、一度だけ登れなかった時がある。1998年夏、NHK教育テレビ番組「中高年のための登山学・日本百名山をめざすU」で利尻岳に登った時、帰りがけに礼文島に寄り道しての礼文岳。樹林帯を抜けると、体が飛びそうになる強風。山頂直下で断念、ここまで頑張ったんだから、悔いはなし、「ハナマル登山」として下山した。

 愉快な思い出になっている。