岩 崎 元 郎 の



新日本百名山48山 再録


1.  礼文岳 2.  藻岩山 3.  天上山 4.  沼津アルプス
5.  雨飾山 6.  永田岳 7.  志賀山 8.  恵山
9.  奥穂高岳 10.  大菩薩嶺 11.  筑波山 12.  櫛形山



「新百48山再録」−9   
奥穂高岳
photos by M. Iwasaki

本谷橋を渡る

涸沢カールから
ザイテングラードに向かう

振り返って常念岳を望む

穂高山荘上の岩場

奥穂高山頂に向かう

奥穂高岳頂上


 8月29日(日)〜9月2日(木)


 奥穂高岳に登ってきた。奥穂高岳は、もちろん深田久弥さんの日本百名山である。2005年還暦を記念して、「ぼくの新日本百名山」を考えたとき、一人でも多くの人に山登りをやって欲しいと希い、選定基準として、各都道府県から必ず1山選ぶということを考えた。もう一つ、山が好きならこの山は登って欲しいという山を加えた。その結果、ぼくの新日本百名山は、52山は日本百名山と重なっている。

 奥穂高岳は3,190m、我が国第3位の高峰である。山が好きというなら、この山には登っておいて欲しいと思い、ぼくの新日本百名山の1山としても選んだのだ。

 今回の奥穂高岳登山は、遠足倶楽部関西支部長とぼくが勝手に呼んでいる、Iさんのリクエスト。彼女の古稀記念であり、日本百名山70山目の記念すべき山ということで、29日上高地で集合。この日は徒歩2時間の徳沢園に泊まった。

 パーティーは関西支部のIさん、Tさん、Mさん、郡山から助っ人に馳せ参じてくれたSさんの女性4人、そしてぼくの総勢5人。最速で考えれば、夜行1泊2日で登れるが、それは若い頃の話。安心安全、楽しく登るべく4泊5日で計画した。時間もお金もかかるが、安心には替えられない。

 2日目、30日は徳沢園のオシャレで美味しい朝食を済ませてから8時に出発、横尾着9時10分、涸沢着13時10分。涸沢ヒュッテに受付を済まし、天気が良くて気持ちがいい、涸沢の午後をのんびり過ごした。

 3日目、31日は穂高岳山荘までだから、朝弁で早出なんていう必要はなく、涸沢ヒュッテの朝食をしっかり食べて、6時10分出発。ザイテングラードをゆっくり登って、穂高岳山荘着9時20分。10時には部屋に入れるということなので、ゆっくり休憩、部屋に不要な荷物を置き、10時30分頂上を目指す。

 山荘のすぐ上の岩場を慎重に登る。ゆっくり登れば、どんな岩場も怖くない。12時、3,190m奥穂高岳頂上に立つ。やったね! おめでとう。ゆっくり慎重に下って、山荘着13時。天気が良くて気持ちいい午後を、山荘の前のテラスでのんびり過ごした。

 4日目、9月1日。素晴らしいモルゲンロートで朝を迎えた。上高地まで下るという計画ではなく、横尾まで下ればいいのだから、心身共にユトリを持てる。6時下山開始。ザイテングラードをゆっくり慎重に下る。涸沢ヒュッテ着9時30分、ソフトクリーム、フローズンケーキ、コーヒーで30分休憩、10時行動再開して横尾着13時45分。ヤマ場はすべてクリア、あすは上高地に下ればいいだけ。ビールで乾杯、この日も天気良く、梓川の瀬音を気分良く聞きながら、横尾の午後をのんびり過ごした。


 5日目、2日きょうは最終日。きょうも快晴、6時20分上高地目指して行動開始。徳沢、明神を経て、上高地着10時。いつもお願いしているUさんのタクシーで、途中温泉に寄って貰い、汗を流す。松本に出て、とんかつ蓬華で打ち上げ、楽しかった奥穂高岳登山にピリオドを打った。


 奥穂高岳登山、岐阜県側からの白出沢コースはダイナミックでぼくのお気に入り。西穂高岳から奥穂高岳の縦走は、テクニカルだが遣り甲斐のあるコースだ。