岩 崎 元 郎 の


 
   
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札幌岳と周辺温泉群

 札幌岳、標高1293.8m。「ぼくのふるさと八百名山」北海道からえらぶ18山の内の1山。豊平川の源頭に位置しているどっしり大きく根を張っている山だ。ガイドブックには、「明治以前、豊平川はアイヌ語でサッ・ポロ・ペッ(乾く・大きな・川、という説あり)と呼ばれていたという」のが、山名の由縁らしい。札幌から日帰りできるので、多くの登山者を迎える山である。

 コースはいくつかあるが、冷水沢沿いに登って行くのが一般的だ。登山口から沢沿いに冷水小屋まで1時間30分、ここからいきなり支尾根の急登になり、登り切れば緩やかな気持ちいい道が山頂まで延びている。冷水小屋から山頂まで1時間30分。山頂は小広く、札幌市街が良く見える。ここも藻岩山同様札幌市内だから、東京モンにはうらやましい限り。下りは同コースを冷水小屋まで1時間、登山口まで1時間。登り易い山である。

 毎年開催されているICI石井スポーツ札幌店主催、ゴールドウィン協力によるバス・ハイキングツアー、2011年8月6日は札幌岳になった。朝7時30分、ICI石井スポーツ前をバススタート。参加者30人、スタッフ6人、総勢36人が乗車している。登山口に到着、準備体操をして9時20分、3班に分けて歩き始める。

 一人10分間、ぼくの後ろに付いてもらい、歩幅を小さく・ゆっくり・二本のレール、など岩崎流の歩き方を勉強してもらう。新千歳空港に着陸出来ないかも知れない、というアナウンスのあったきのうの濃霧は霧散して、晴れて暑い。

 冷水沢沿いの道をゆっくり歩きで約2時間、冷水小屋に到着。よく管理されたきれいな山小屋だ。ここからしばらくの間、急登。そこを登り切れば、あとは緩やかな道が山頂まで延びていた。山頂着13時40分。遅い昼食を摂り、記念写真を撮って14時10分下山開始。下りもゆっくり、バスの待つ登山口に17時20分に到着。札幌岳、登り甲斐あるいい山であった。

 札幌周辺、日本海側の小樽市から太平洋側の室蘭市の間には、個性ある山が林立していると思う。北から塩谷丸山、余市岳、札幌岳、空沼岳、恵庭岳、樽前山、室蘭岳。加えて、麓周辺に温泉が待っている。塩谷丸山は小樽市内に小樽温泉、余市岳は、余市の語源がアイヌ語の「ユ・オチ」で、ユ・オチとは「温泉がたくさんあるところ」という意味だとか。札幌岳は定山渓温泉があり、登山口近くには豊平峡温泉がある。空沼岳は定山渓温泉、恵庭岳は丸駒温泉、樽前山支は笏湖温泉、室蘭岳は楽々温泉がある。山から下って温泉で汗を流すのは、最高に幸せなひとときである。

 今年(2016)6月12日、めざした山は空沼岳だった。ガイドブックには歩行距離15.5㎞、歩行時間5時間45分とあった。下山したら温泉で汗を流してから帰路につくことを基本にしているので、例年、前日札幌に入り、下山してもう一泊して翌日の飛行機で帰るようにはしている。

 登山口スタートは8時40分、歩行距離が長い分登山道はたおやかで歩き易い。14時55分空沼岳山頂着。40人を越える大所帯だったので登山口で待つバスに全員が揃ったのは19時30分。温泉入浴は無しで札幌に戻った。

                                                        2016.9.15 記




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